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入試情報最前線
常田創(富雄校)
高校入試情報
通知表「評価」と「評定」
通知表がどのようにして「5」や「4」をつけられているのか、
詳しく知っていますか?
1学期の通知表を手元に置いて、確認してみましょう。
1 観点別の「評価」が決まって、「評定」が決まる
各教科の横には、3つの「観点」の欄が設けられています。
それぞれの「観点」の達成度に応じて、「評価」がA~Cの3段階で与えられます。
「評価」によって「評定」が決定します。
2 評定のきまり方
ですから、「3」や「4」などの「評定」を見るときには、
どの「評価」が悪かったのか、をいっしょに考えるようにします。
2 「評価」の基準は何か
では、何によってA~Cの評価が決まるのでしょうか。
学校によっては、これらを明確にしているところもあります。
プリントが配布されていない学校でも、担任の先生に聞くことで明らかになることも多いです。
次にしめすのは、その一例です。
定期テストをくわしく見ると、分野別に採点され、どの観点の点数なのかが分かる場合もあります。
いずれにしても、ただなんとなく「良かった」「悪かった」ではなくて、
何ができたから、その評定につながったのか。
または、何ができていないから、その評定になったのか。
そして、つぎは何をすべきなのか。
これらをひとつずつ確認することで、きちんとレベルアップにつなげることができるのです。
※ 以下の記事で、現中学1年生~の公立高校入試の変更点が確認できます。
ぐんぐん成績のばせます!
さて、学校の勉強がひとやすみとなる「夏休み」は、
1学期の復習をするにも、2学期の予習をするにも、
しっかり時間が取れたはずです。では秋からは?
日頃の勉強を次のように変えていきましょう。
○ 学校の宿題 + 塾のテキストで復習
○ 学校の宿題 + 学校ワーク(漢字や単語)を進める
○ 塾の宿題 + 塾の授業の復習
一日に何度も勉強のやる気を出すのは難しいでしょうから、
一度机の前に座ったら、そのまま「+α」の勉強をしてしまいましょう。
何をしてよいか分からないときは、学年主任の先生に聞いてください。
2学期の通知表が、今より少しでも上向くように、できることをしましょうね!