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子どもたちに関わる人にとっての
理想の職場であり続けるために。
自分のキャリアをまるごと認めてもらえる
今の仕事が楽しくて仕方ない。
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Q1.転職で市田塾に入社したきっかけは?
前職は奈良県外で、集団・個別・少人数指導、中学・高校・大学受験、さらに教室長などの管理職もふくめ塾の運営形態の根幹に関わる様々な業務をひととおり経験してきました。良くも悪くも学習塾然としていない異端な小規模塾で、がむしゃらに奔ってきた結果、気が付けば自分がトップランナー的な位置になってしまっていました。
しかし、社会人として折り返し地点が見えた中で、前職の環境のもとで自分ができること、やれることに限界を感じるようになりました。そんな気持ちを打破するために、さらに多くの学びや見識を得られるような刺激が欲しい、塾講師としてだけでなく人間としてまだまだ成長したい、と強く思うようになり、その結果、当時コロナ禍にもかかわらず十数年働き慣れた会社を離れることに決めました。
どうせやるのであれば、これまで経験のない地域で環境を変えてイチから挑戦しよう!ということで、運よくご縁をいただいたのが、開塾50年を超える奈良県の老舗企業・市田塾でした。
新しい環境を求めていたとはいえ、自分にとって縁もゆかりもない奈良県で働くことには、当初一抹の不安はありました。しかし、入社以来、社長・取締役をはじめ所属校舎の校長先生やまわりの先生方が優しく気さくで、私のこれまでのキャリアを尊重してもらえていると実感しながら仕事ができているため、現在はとても居心地良く仕事ができていると感じます。
Q2.同業他社からの転職、ということですが、他社と比べて市田塾はどのように映っていますか?
大手塾の場合、しっかりとしたマニュアルがあり、社員の役割が明確に決められているため、どこの教室に所属していても、経験の浅い講師であったとしても、一定のクオリティで授業や仕事をしやすいというメリットがありますが、その反面、その枠から大きく逸脱できないので、自分にとって最善と思う指導や理想の教育を実現したいという「志の高い講師」にとっては物足りなさを感じてしまいます。
逆に私がかつて在籍していたような小規模塾だと、社員数も少ないため、一人の社員にかかる業務量や負担が非常に大きいのが実情です。また、会社しだいでは、経営者の仕事観や価値観に合わせないと仕事が進められないことがあり、良くない言い方をすれば目の前の生徒よりも経営者の顔色を窺う企業体質になりがちで、必ずしも自分の志が十分に遂げられるわけではないというところもあります。
市田塾は、奈良県に限定してしっかり根をはる老舗の中規模塾ということもあり、大手塾と小規模塾の両方の良いところをバランスよく兼ね備えているようなイメージです。社長は前面に出ることを良しとせず、”縁の下の力持ち”に徹しており、社員の力を信じて任せるタイプです。「奈良県をかしこくする」のキャッチフレーズのもと、地に足をつけて目の前の生徒たちのために、質の高い教育の場を提供し、ご家庭や地域のみなさんに信頼していただける塾であり続けることを念頭に置いていれば、あとはおのおのの得意なやり方でやれば良い、と首尾一貫しています。他の社員のやり方が自分のやり方とは異なっていても、それがその社員の強みであることをよく理解しているので、互いのやり方を尊重しあうような風土があります。
この、程よい裁量の大きさと自分の強みを最大限に活かせる職場環境がバランスよく共存しているところこそ、市田塾という組織の強さにつながっているのだと感じています。
Q3.現在は主にどのような仕事をしていますか?
所属校舎における担当教科の授業、学年主任業務はもちろんですが、加えて校舎全体の運営業務として、総務部の副部長を拝命しております。人事・研修が主な仕事なのですが、その他にも一部の広報業務やWEBに関する業務なども担当しています。学習塾という組織の中にしてはクリエイティブな発想力と実行力が求められる立ち位置ではありますが、実はこれらの業務はみな、前職時代にひととおり経験していたので、今の自分の適性と志向に合った仕事をいただけているように感じます。
特に、大小さまざまなことで、私にとって当たり前だと思っていた仕事観が、実は市田塾の社員にとっては新鮮なものに映っているという場面がけっこうありました。これこそ、転職したことによる「経験者・キャリア採用」で入社した社員と会社との化学反応ともいえるものでしょうが、これまでの経験をもとに、市田塾で新しい価値を創造していく過程が、今は楽しくて仕方ありません。「今までの自分の経験を活かし、環境を変えて新たな場所で挑戦したい」と願って転職した当時からの私の思いを形にできているように実感しています。私の仕事や考え方をまるごと認めてもらい、なおかつ周囲からも“中途で来たからって遠慮しないで、もっとどんどん前に出てやってほしい”と背中を押してもらえる、組織としての懐の深さは、私にとって市田塾の最大の魅力ですね。
Q4.今後の目標は?
いち講師として所属校舎の中で担当教科の授業や学年主任業務で成果を挙げるのは当然のこととして、今の私は「総務部副部長というポジションを最大限に活かして、市田塾という会社全体をどのように盛り上げていくか」ということに一番関心を寄せています。異なる会社文化で仕事観を培ってきた私だからこそできることは、「市田塾が優れているところはしっかり守り通しつつ、変革が必要な時には率先して新しい価値を創造すること」だと自負しています。
50年以上続いた市田塾が、この先も奈良県の皆さんに支持していただけるように、そして市田塾が、「教壇に立ち、子どもたちに関わる人にとっての理想の職場」であり続けられるように、私の経験や技術をフル稼働させて、市田塾に新たな刺激をどんどん与えていきたいですね。
Q5.転職を考える方にアドバイスをお願いします!
この業界は、自分のやれる限りとことん頑張ることができてしまうので、かつてはワーク・ライフ・バランスが崩れがちな業界でもありました。実際に私の前職時代は、朝早くから深夜まで、休日もプライベートも返上で働いたことがしばしば。しかし、「働き方改革」が浸透してきた昨今では、そのような業態は選ばれなくなっていくので、学習塾業界全体をみても、働き方はここ数年で飛躍的に改善しているのではないでしょうか。
そんな中でも市田塾は、もともと「どうやったら目の前の生徒一人ひとりに対してより良い指導ができるか」をとことん深く考えると同時に「社員一人ひとりの生活も大切」という社風なので、「働き方改革」がさけばれるよりもだいぶ前から職場環境の改善に努めていたようです。事実、月平均残業時間の少なさ、休日出勤した際の代休や出勤時間調整、裁量の大きい出退勤時間などは同じ業界の中でも類を見ない驚きの働きやすさなので、ひとたび市田塾を経験したら、よそには移れないと感じるでしょう。
一度きりの人生です。転職をお考えの方は、悔いの残らない選択をして、自分と共鳴する会社を見つけたら、チャンスをぜひつかんでほしいと思います!
1日のスケジュール
- 14:00 … 出勤・保護者からの連絡を確認。授業準備。
- 15:00 … 校舎ミーティング。一日の動きを社員間で共有。
- 15:30 … 総務部に関する業務。
- 16:30 … 主任学年の生徒たちとコミュニケーション。
- 17:00 … ISJ(中学受験部)の授業を担当。
- 19:50 … 防犯のため、生徒を最寄り駅まで送迎。
- 20:00 … 空きコマ。今日実施した小テストを採点。
アルバイト(非常勤講師)の授業相談。
- 21:00 … 中学部(高校受験)の授業を担当。
- 21:55 … 授業終了。生徒からの質問に対応。
業務が終わり次第退勤。
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