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入試情報最前線
24高校入試情報
2024年度公立高校入試の倍率が出そろいました。
今回の入試情報最前線では、
最新の情報を元に、現中3の2025年度入試に向けてアドバイスをします。
奈良・畝傍高校
倍率1.2倍といえば、6人に1人が不合格となる狭き門です。
これらの学校では、入試当日の試験では受検者全員が高得点となり、なかなか差がつきません。
早いうちから「合格したい!」と声に出して、それに見合う努力をしなければなりません。
まずは、苦手な単元を徹底的に無くすこと、
次に、内申点を1点でも上げておくこと、が大切です。
奈良県の公立トップ校合格のためには、数多いライバルたちの中から
抜きん出るための勉強をすすんでしなくてはなりません。
何をすればよいか分からなければ、今すぐ主任に相談してください。
郡山・高田・一条高校
倍率1.5倍に迫る年もあり、2025年度も激戦が予想されます。
内申点と当日点をバランスよくそろえることが大切です。
ただしこれらの学校では、複数教科で飛びぬけて高い得点を取ることができれば、
内申点の不足をカバーして、合格を勝ち取る生徒もいます。
まずは、弱点強化を補いつつ、得意教科をしっかり伸ばすこと、
次に、定期テストでヤマを張るような勉強をしないこと、が大切です。
成績は、勉強時間に比例します。
各教科で実力養成の教材とやるべき内容が指示されているはずです。
1学期に勉強時間をしっかり取ることで、成績は必ず上がります。
奈良北・桜井・生駒高校
倍率に波があり、人数の集まりによっては高倍率になります。
倍率が出てから右往左往しないよう、
どのような倍率でも合格できるという確信をもって受検したい学校です。
定期テスト期間に勉強をするのは当たり前ですが、テストが終わった後、
その勉強時間を維持するように心がけましょう。
また、日々の小テストに向けて、土日を使って十分に準備してください。
香芝・高取国際高校、特色選抜にむけて
特に特色選抜で合格を勝ち取るためには、
国語・数学・英語の三教科の力が必須です。
まずは3教科に絞って学習しましょう。
国語は「漢字・語句の完成」で語句の復習を、
数学は「夏期練成ゼミ」で中1・中2内容の復習を、
英語は現在学習中の単元を押さえつつ、分からない箇所を必ず質問しましょう。
場合によっては、おそれず中1内容まで戻ることも必要です。
高校でも「英語」の学習は続きます。
決してあきらめず、中学内容の定着を目指しましょう。