社会コラム

～　世界で一番〇〇なもの　～

これまで、このコラムでは「世界で一番生徒数が多い学校」「世界で一番大きい無人島」など、さまざまな「世界で一番」を紹介してきました。今回は世界で一番「小さい」「短い」ものに着目します。

☆　世界で一番小さい有人島･･･ジャスト・ルーム・イナフ島（アメリカ合衆国）

面積：310平方メートル

写真を見て下さい。まるで水面に家が浮いているようです。しかし、れっきとした「島」なのです。

これは、アメリカ合衆国のサウザンド諸島を構成する島の１つです。サウザンド諸島で、「島」とは以下の条件を満たすものだそうです。

①約0.1平方メートル以上の大きさがあること ②家は、島の上にあること ③生きている木が１本以上あること

改めて写真を見ると、確かに３つの条件を全て満たしていそうです。買い物や通勤・通学などはどのようにして行っているのでしょうか･･････。

☆　世界で一番短い戦争･･･イギリス・ザンジバル戦争

時間：38～45分間

1893年、当時のイギリスは、ザンジバルという国を支配していました。ザンジバルのトップにはイギリスに協力的なトゥワイニという人物を任命しましたが、

これに一部の人々が反対し、1896年にトゥワイニを殺害します。これがきっかけで、イギリスとザンジバルの戦争が始まりました。しかし、イギリス側の最初

の砲撃で、ザンジバル側の大砲が使えなくなり、あっという間に戦争は終結。ザンジバル側は500名が戦死もしくは負傷しましたが、イギリス側の負傷は１名の

みだったそうです。戦争といえば数年にわたって行われるイメージがありますが、お昼休みほどの時間で終わってしまうものもあるんですね。