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吉成先生

えいぶんぽうの謎「英語の世界、日本語の世界」

英語と日本語の世界から、今回は2つの言語における違いを考えてみましょう。日本語で場所をたずねるときは、「ここはどこ?」と言いますね。では、同じことを英語で言うと、Where am I? (私はどこにいますか?) と言います。

同じように自分のいる場所を確認するのに、表し方が違いますね。自分の居場所(いばしょ)をたずねているのに、日本語では「私」という表現が出て来ません。なぜでしょう?

実は、日本語と英語では、「物の見方」が違います。日本語では、「車に乗っているドライバーのカメラ」の視点から周りの世界をとらえます。ですので、そこに「自分自身」が存在しない形で、文章が作られます。「(私がいる)ここはどこですか?」という考え方です。これに対して、英語では、「自分を含めた景色(けしき)を上空から見ている鳥の視点(してん)」で文章が作られます。ですので、文章を作る際に、「自分自身」を文中に入れる必要があるのです。

  • 日本語の視点:ドライバーの視点=自分は入らない
  • 英語の視点:鳥の視点=自分を外から見ている(自分が入る)

同様に、話したり書いたりする際に、日本語では「私は」という言葉を入れない方が自然ですね。「先週、京都に行ったの」と言いますね。これも「ドライバーのカメラ」の視点から話しているので、そこに「自分自身」を入れなくてもいいです。それに対して英語では、I went to Kyoto last week. となります。「上空から見ている鳥」の視点で見ているので、その景色に含まれる「私は」という言葉は入れる必要があるのですね。

このように、気になった表現を調べてみると意外な発見がありますよ。

(高等部 吉成)

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