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入試情報最前線

高等部 廣瀬

2022年度大学入試情報

大学入試最前線2021夏

 

部科学省は7月30日、2025年以降の大学入学共通テストに英語民間試験と記述式問題を導入することを断念すると発表しました。また来年度から実施される新指導要領で必修となる「情報Ⅰ」を出題科目として新設することも合わせて発表しています。

 

英語民間試験の導入断念

 実用的な英語運用能力に対するニーズの高まりを背景に英検などの民間試験を活用することで英語4技能(読む・書く・聞く・話す)を測定する予定でしたが、居住地・家計による受験格差が問題となり議論が紛糾し、結局「実現は困難」ということで今回の発表に至りました。受験生は英語だけを学習する訳ではありませんから、高3の4月〜12月に民間試験を(場合によっては複数回)受検することは現実的ではありませんでした。したがって今回の発表でホッとした関係者も多いのではないでしょうか。ただ、世の中の流れとして4技能に対する意識が高まったのも確かです。今年から実施された共通テストでも実用的な場面を強く意識した出題がされていますし、私立大学でも民間試験の成績を求める大学が増えています。そのため高校の授業でもインプットだけでなく書く・話すといったアウトプットを重視する授業も増加しています。生徒の皆さんには学年に関係なく、読み書きに偏らないバランスのとれた英語学習を心がけて欲しいです。

 

大学入学共通テストへの記述式問題の導入断念

 マーク式の問題では学力が正確に測定できないという懸念や表現力や主体性を重視する学習観から、国語・数学で記述式問題の導入は検討されていましたが、採点の公平性や技術的な問題を解決することができず断念することになりました。もちろん、ほとんどの国公立大学では記述式の2次試験が必須とされていますので、今回の発表によって国公立大学志願者の学習の方針が変わることはないでしょう。また私立大学でも難関とされる大学では記述式の試験が多いので答案を作成する力は変わらず必要になってきます。志望校に関わらず論理的な答案を構成する力は必須です。こういった学力は一朝一夕に身につくものではありませんから、早い時期から自分の手を動かして試行錯誤し考えをまとめていく修練を積み重ねていきましょう。

 

「情報Ⅰ」の新設

 AI人材や情報リテラシーを備えた人材を戦略的に育成していくことの重要性から「情報」の必修化は国の施策の一環となっています。実際、そういったニーズから情報系の学部を新設する大学も増えています。現時点では国公立大学が入試教科としてどのように利用するかは未定ですが、仕事に就いて社会生活を営む上で情報リテラシーやプログラミングについての知識は備えていることが前提になるでしょうし、すでに文系の学部でも何らかのプログラミング言語を使用して課題を解決することは当たり前になってます。しっかりと基礎から学習できる点で「情報Ⅰ」は興味深い教科です。サンプル問題は大人が見ても面白い内容ですのでぜひご覧ください。
情報Ⅰ サンプル問題

 

 

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