脳味噌から汗かく算数・数学パズルコーナー
このコーナーは受験問題とは趣の異なる算数・数学パズルです。じっくりと時間無制限で考えてみましょう。
問題
四六時中(しろくじちゅう)という言葉を知っていますか?
4×6=24(しろくにじゅうし)→24時間→「一日中」という意味で、九九の計算をしゃれてできたものです。では、4つの数字を使い、
四則計算「+?×÷」で「24」を作ってみましょう。
例えば:{2・4・6・7}は(2+6)×(7―4)=24 などが答えです。
では例にならって次の3つの問題を考えてください。
小学生レベル:{2・3・4・6}
中学生レベル:{3・5・8・9}
超難問レベル:{1・4・5・6}
(香芝校 木下)
よしなり先生の えいぶんぽうの謎
毎日寒い日が続きますが、皆さん元気ですか?こんな寒い日はこたつに入って頭をしぼってみてください。そのまま寝てしまわないように、気をつけてくださいね。
第1問
1回に1文字ずつ変えて、一番左の単語を一番右の単語に変えてください。左右で違う文字は1文字だけです。
FAX→□□□→□□□→□□□→SAY
第2問
10個の項目がコード変換されたあとの姿で並んでいます。これらを変換前の姿に戻してください。
*「コード変換」というのは、1文字1文字対応の文字変換の意味です。たとえば、AをHに、BをOに、CをTに変換する事にすると、ABCはHOTに変換されるという事です。
(ヒント)
自然に関する名前です。この中にFLOWER (花) があります。
NTUU KDMSNRES BMS TEZUT KEBN
AJDGUT BUR TRES BSDG JRLU
第3問
文章を作っていた文字が、どれも真下に落ちてしまっています。全て上に戻して、元の文を復元してください。なお、カンマやピリオドは省略されています。
(田原本校 吉成)
理科コラム わくわく科学実験
みなさんは2枚の鏡を立てて中をのぞいてみたことがありますか。
例えば、鏡と鏡の間の角度を90度にしてみて下さい。右の図のように、鏡にうつったすがた(像といいます)が3個見えます。さらに間の角度を60度→45度→30度とせまくしていくと、5個→7個→11個とどんどん増やすことができます(くわしい内容に関しては、塾では小5や中1で学習します。)
さて、今回はこの鏡の性質を利用して万華鏡を作ってみたいと思います。万華鏡とは、中に鏡をはった筒を通して、きれいなもようが動いている様子を見ることができるようにしたものです。鏡の大きさや中に入れるビーズの種類や色などを工夫すれば、世界に一つしかないオリジナル万華鏡ができます。ぜひ挑戦してみてください。
【材料】
● 鏡(3枚)
アクリルミラーまたは塩ビミラーという名前で、ホームセンターなどで売られています。
● フィルムケース(2個)
底の部分と上のふたの部分に使います。同じようなプラスチックケース(とうめいでないもの)なら何でもかまいません。
● ビーズやスパンコールなどのかざり・プラ板・厚紙
【作り方】
1 塩ビミラー(25mm×85mm)を3枚用意します。
2 塩ビミラーをセロハンテープで三角形にはり合わせます。
3 厚紙(8mm×75mm)を用意し、わっかにしてフィルムケースの底に入れます(厚紙は5のプラ板を支える台になります)。
4 中に好きな色のビーズやスパンコールを入れます(入れすぎるとビーズが動きにくくなり、あまりきれいに見えません)。
5 プラ板をフィルムケースの中に入るよう円形に切って入れます(プラ板はビーズがこぼれないようにするためのふたになります)。
6 (5)に(2)を入れます。
7 底にのぞくための穴をあけたフィルムケースでふたをします。
8 (7)で完成ですが、フィルムケースにきれいな紙をはったりもようを書いたりすれば、さらにグレードアップします。
(学園前校 北本)
世界遺産への旅 社会コラム
オオカミに育てられた双子/古代ローマ建国の地「パラティーノの丘」
今回の世界遺産への旅は、イタリアのローマにある「パラティーノの丘」です。この遺跡群にはローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの霊廟などがあります。また、昨年の11月、紀元前8世紀半ばのローマ建国の伝説に登場するロムルスとレムスの双子兄弟がオオカミから乳を与えられたとされる洞穴がローマ市内のパラティーノの丘にあるアウグストゥスの宮殿近くの地下で発見されました。
古代ローマは紀元前753年4月21日、ギリシア神話の英雄アイネイアスの子孫である双子のロムルスとレムスにより建国されました。昔アルバ=ロンガという王国があり、13代プロカ王には二人の息子がいました。兄の名はヌミトル、弟の名はアムリウスです。王位継承の際、兄ヌミトルには王位を、弟アムリウスには財宝が与えられました。しかし財宝を得て優位に立ったアムリウスは王位を奪い、ヌミトルの息子たちを殺してしまいました。また、ヌミトルにはレア=シルヴィアという娘がいましたが、結婚してはならない巫女にしておけばヌミトルの子孫が自分の王位を脅かすことはないと考えました。
ところがシルヴィアと軍神マルスとの間に双子の男の子が生まれました。これを知ったアムリウスは激怒し、シルヴィアを殺してしまい、双子を川に流してしまいます。この双子がローマ建国神話の主人公であるロムルスとレムスです。マルスは自分の使いとして雌オオカミを双子のもとへ送り出します。二人を発見した雌オオカミはパラティヌスの丘で乳を与えて育てました。
その後、二人は羊飼いに発見されて育てられ、やがて成人したロムルスとレムスは自分達の素性を知り、羊飼いを率いてアムリウスを倒し、ヌミトルを復位させました。
無事仇を討った二人は新都市の建設を計画しますが、どこに都市をつくるか、どちらが都市の名前を決めるか、どちらが王になるかということで争いになりました。ヌミトルの提案により鳥占いで決めることになりました。鳥占いとは二人が別々の場所に立ち、沢山の鳥が早く現れた方が勝ちというものです。しかし、結局勝負は引き分けに終わってしまったので、ロムルスはパラティヌスの丘に、レムスはアウェンティヌスの丘に都市を建設することになりました。ところが、レムスは二つの都市の境界線に不満を持ち、城壁を飛び越えて訴えました。レムスが権利を侵害したとして、ロムルスとその部下たちに殺されてしまいます。こうして一人残ったロムルスが新都市ローマの支配者となり、古代ローマが建国されました。ローマという名前はロムルスに由来します。
紀元前509年に共和政が始まり、紀元前27年にはローマ帝国が建国されました。しかし、紀元395年にはローマ帝国が東西分裂して、およそロムルスが建国してから1200年余りが過ぎた紀元476年に、ゲルマン民族の傭兵隊長オドアケルによって、西ローマ帝国は滅亡します。その最後の皇帝の名が、奇しくも古代ローマの建国者と同じロムルスでした。また、ローマが建国された4月21日をローマでは休日にしています。文字通り「ローマの休日」ですね。
狼の乳を吸うロムルスとレムスの像
(イタリアのセリエAのASローマのエンブレムにも使われています。)
アウグストゥス帝の宮殿跡
(高田校 朝井)

















